ネイリストになるメリットとデメリット

ネイリストになる準備

ネイリストになるメリットって何だろう。。

 

せっかくだから、デメリットと一緒に知りたいな・・・

 

こういった疑問に答えます。

 

熟練ネイリスト
熟練ネイリスト

どんな仕事をしていても、楽しいことや嫌なことがあると思います。

 

ただ、私自身ネイリストとして働いていて毎日楽しく過ごすことができています。

 

ネイリストとして10年以上現場に携わってきた私が、今回はネイリストになるメリットとデメリットについてまとめていきます。

 

ネイリストのメリット

人それぞれの観点はあるかと思いますが、ネイリストのメリットは少なくとも以下4つは挙げられるかと思います。

 

  • 場所を問わず働きやすい
  • 働き方が様々
  • 材料費がそこまでかからない
  • やりがいがある

 

それぞれ具体的に確認していきましょう。

 

場所を問わず働きやすい

「従業員としてネイルサロンで勤務する」

という選択肢以外にも、ネイリストとして働ける場所は色々とあります。

 

例えば

  • 出張でお客様のお宅まで出向いて施術する
  • ご自宅の空き部屋を利用したりマンションの一室を借りて自分自身でネイルサロンをオープンさせる
  • 介護施設を勤務地としてネイルの施術をする

最近では上記のような福祉ネイリストといった介護施設などで働くケースも増えています。

 

場所を選ばず働けるのは大きなメリットです。

 

また、日本人の丁寧な技術は海外でも重宝されているため、国内外を問わず働けるのもメリットです。

 

働き方が様々

働き方にも様々な選択肢があると言えます。

 

例えば

  • 会社員の傍ら、休みの日に副業としてネイリストをする
  • 子育中の、落ち着いた時間を使ってネイリストとして働く
  • ウェディングネイル専用のネイリストになってみる
  • ネイルの専門学校で講師をする
  • オーダーチップ専用のネイリストになってみる

と、このような感じでいろんな働き方ができるのもネイリストになるメリットです。

 

材料費がそこまでかからない

ジェルネイルの場合を考えてみると、

  • 一度筆やジェルを固めるランプを買ってしまえば意外と長く使う事ができる
  • 必要なカラーも価格の割に、1度買ってしまえばしばらく使える

というように、材料費はそれほどかからないと言えます。

 

開業の際も極端に言えば、

机と椅子さえあればスタートできる!

というのも大きな魅力です。

 

やりがいがある

自分のしたことで、お客様が喜んでくださり、喜んでいる姿を直接見ることができます。

 

「お客様を綺麗にしている!」という事はとても幸せでやりがいのある事です。

 

お客様から、

 

 

上手だね、器用だね

と声をかけて頂いたり、

 

 

ネイリストさん、いつも可愛いネイルしてますね

など褒めて頂けたりする機会がたくさんあることは、

常に綺麗でいたい!

と自然と思える環境です。

 

また、

  • 売上がアップすればお給料にもプラスされていくこと
  • お客様から指名して頂ける機会が徐々に増えること

こういった成果が直接的に見れる点もやりがいにつながります。

 

以下の記事はやりがいについて、ベテランネイリストとして更に深堀りした内容をまとめましたので、合わせてご覧になって下さい。

 

ネイリストのデメリット

メリットがあればデメリットもつきもの。

 

ネイリストのデメリットとしては以下3つが挙げられます。

 

  • 技術職であるため、習得に時間がかかったり常に勉強が必要になる
  • 就業時間は長めで、お休みが少ない
  • 接客をしながらネイルをするというのは意外と体力が必要

 

それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

技術職である為、習得に時間がかかったり常に勉強が必要になる

ネイル業界も常に新しい情報や技術が入ってきます。

 

そのため、お客様に喜んでいただけるネイリストになろうと思うと常に自分自身へのインプットが求められます。

 

そして日々練習をしてアウトプットする必要があります。

 

就業時間は長めで、お休みが少ない

忙しいとなかなか休憩が取りにくいこともあります。

 

また長期休みも少なく、土日休みも少ないため、平日休みになることが多くなるでしょう。

 

接客をしながらネイルをするというのは意外と体力が必要

お客様とお話しながら施術をするというのは、最初はかなり体力がいることだと思います。

 

頭を使い体も動かしているため最初はかなり苦労すると思います。

 

また、技術でのクレーム、接客でのクレーム、両面をもらってしまうとかなり辛い思いをしてしまうことになるでしょう。

 

ネイリストになる最短の道は?資格取得の方法は?

ネイリストになるには

ここまでネイリストのメリット・デメリットを確認してきました。

 

では肝心のネイリストになるにはどうすれば良いのでしょうか。

 

ネイリストは国家資格ではないため、資格がなくても働くことは可能です。
ですが、どのような働き方を選ぶにしろ、資格や検定を持っていると仕事をしやすいのは確かです。

 

ネイリストに関する定番の検定は主に以下2つです。

 

  • JNECネイリスト技能検定試験
  • JNAジェルネイル技能検定試験

 

求人情報にもよく載っている検定なので、

ネイリストになるには検定取得するのが一番の近道
と言えます。

 

ネイルに関する検定取得のためのスクールや講座は色々とあります。
副業を念頭に置いた場合の検定取得方法を以下でご紹介致します。

 

専門学校を利用して資格取得

専門学校への進学は一番一般的な方法と言えるでしょう。

 

ネイルに関することだけでなくメイク、エステなど幅広く美容技術を学ぶこともできますし、就職へのサポート体制も整っています。

 

ネイルスクールを利用して資格取得

ネイルに関する知識や技術のみを学ぶ場合が多いです。

 

専門学校よりも費用を押さえられるケースが多いでしょう。
ネイルスクールの中でも個人と大手に分かれます。

 

専門学校やネイルスクールについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧になって下さい。

 

通信講座を利用して資格取得

基本的にはご自宅で、

  1. 指導動画を見て練習をする
  2. 添削を受ける
  3. 資格受験の準備をする

というのが、通信講座の大まかな流れです。

 

通信講座で勉強するメリットは以下の3つです。

  • 自分のペースで勉強できる
  • 学校に通う必要がないので通学時間を節約できる
  • オンライン上なので気を遣わずたくさん質問でき、人間関係で悩むこともない

 

費用は専門学校やネイルスクールよりも比較的安価です。

 

通信講座について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧下さい。

 

独学について

費用や時間の面からも、独学はどうなの?と気になる方もいらっしゃると思います。

 

以下の記事で独学について詳しく解説していますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

 

より良いスクール選びをするためには・・・?

資料請求をやってみる

最近ではネイルがかなり普及してきており、それに伴いネイルスクールの数も増えてきています。

 

少なくない費用も掛かりますので、まずは情報収集をすることが大事です。

 

 

熟練ネイリスト
熟練ネイリスト

その第一歩が「資料請求」になります。

資料請求した場合、以下の4つは少なくても比較して頂きたい情報です。

  • 授業料
  • 立地や通いやすさ
  • 授業内容
  • 実績や口コミ

 

以下の記事では、資料請求のメリットなども含め詳しく解説していますのでご覧になって下さい。

 

思い切って見学に出向いてみる

資料請求も利用してあれこれ調べていくと、いくつか気になったスクールが出てくるのではないでしょうか。

 

熟練ネイリスト
熟練ネイリスト

その際は、見学なしでスクールを決定するのはおすすめできません。

 

気になるところへ実際に足を運び、説明会や体験レッスンなどに参加されることをおすすめします。

 

説明会に行った時には、以下の4つはチェックするようにしましょう。

  • 授業や講師の方、生徒さんの雰囲気
  • 講師の方との相性
  • コースや金額の詳細
  • 就職や開業のサポートについて

 

チェックポイントの詳細を含めスクールの説明会について、以下の記事で詳しく解説していますので参考にして下さい。

 

そもそもネイリストとは?

ネイリストの仕事がどのようなものか、ここで改めて確認したいと思います。

 

「ネイルのお仕事」と聞くと

お客様の爪にアートをすること

というのが一番最初に思い浮かぶかと思います。

 

熟練ネイリスト
熟練ネイリスト

ですが、実際にはそれ以上にたくさんの技術が必要になってくるお仕事です。

ネイリストのお仕事はどういうものなのか以下にまとめました。

 

ネイルケア:
爪の長さや形を整え、甘皮処理や指回りのケアを行うこと
マッサージ:
手や足、指回りのマッサージを行うこと
オフ:
ジェルネイルやマニキュアを除去すること
カラーリング:
爪にマニュキュアやジェルを塗ること
ネイルアート:
爪にデザインを施すこと
(トレンドのアート、キャラクター、3Dの立体アートなど)
リペア:
亀裂が入った爪を補強すること
エクステンション:
爪の長さを出すこと
フットケア:
かかとや指回りの角質をとること

 

いかがでしたでしょうか。

 

予想していたより業務内容は多いと感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

以下の記事では仕事内容について、お客様が来店される場合とそうでない場合、他の美容業界との違いについても触れています。よろしければ合わせてご覧下さい。

 

ネイリストとしての働き方

ネイリストになって、どのような働き方をしたいのか、という点は重要です。

 

最近では「ネイル」という技術を使って様々な働き方があり、選択肢が増えてきています。

 

例えば、

・ネイリストとしてサロン、自宅で施術を行う
・ネイルチップを作成し、販売する
・介護施設にお邪魔して、利用者様の爪のお手入れをする
・ユーチューブでネイルの動画を投稿して、収入を得る
・講師となり、学校で技術指導を行う

と選択肢は多様にあります。

 

自分は将来ネイリストとしてどのように活躍したいか

 

自分の目指す将来像によっても進む道が色々と変わってくると思います。

 

ネイリストの収入はどれくらいか

手取りの平均年収は約300万円程と言われております。

 

ですが、持っている資格や検定、または即戦力になる人材かによっても給料は変わってきます。

 

20〜40代のそれぞれの平均年収は以下の通りです。

 

20代 200~240万
30代 300~360万
40代 220~260万

 

各年代で考えられる年収の傾向についても簡単に触れておきます。

 

20代

まだ勉強段階になるので学ぶことも多く、お客様にそれほど多く入ることができないので、収入は平均よりも低くなってくるでしょう。

 

30代

この年代になってくると指名のお客様も増えていきます。

 

加えて、技術力・提案力も上がってくるので、お客様単価も上げることができます。

 

売上をしっかり確保することができれば、その分歩合もつき給料アップにつながるでしょう。

 

40代

家庭を持ち時短勤務で働くというケースも他の年代より増えていきます。

 

そうすると、その分売り上げも下がり給料も平均年収より低くなってしまうでしょう。

 

平均年収以外にも、歩合の有無やボーナス、給料アップのためにできることなどに以下の記事では触れていますので合わせてご覧になって下さい。

 

まとめ

メリットとデメリットを色々挙げてきましたが、それでもネイリストはとても楽しい仕事てす。

 

デメリットの内容を知っておけば、少し壁にぶつかってしまった場合でも「想定内!」と乗り切れるでしょう。

 

そして、万が一ネイリストとして働かなかったとしてもです。

 

ネイルの技術さえあれば家族や自分の爪だけでも可愛くすることができるので、ネイリストに挑戦してみるのも楽しいのではないでしょうか\(^o^)/

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